A Touch of Class

fantasai
2019-04-30

Running for the W3C Advisory Board

I am honored to be nominated for the W3C Advisory Board by Daniel Glazman, former co-chair of the CSS Working Group and Advisory Committee representative of Disruptive Innovations. (In other words, my colleagues at W3C have finally succeeded in pressuring me into running.) The role of the AB is to provide “ongoing guidance to the Team on issues of strategy, management, legal matters, process, and conflict resolution”. Here is a copy of my candidate statement:

Elika J Etemad(通称fantasai)は、W3CのCSSワーキンググループおよび国際化ワーキンググループに招聘された専門家です。W3CにおいてはCSS2、CSSグリッドレイアウト、CSS Writing Modes(縦書き)、およびCSSページメディアを含む数多くの仕様の共同編集者を務め、IDPFにおいてはEPUB 3.0の共同編集者を務めました。IDPFとCSS WGとのリエゾン(連絡係)でもありました。過去15年間にわたってほとんど毎日のようにW3Cに関わってきており、W3Cのプロセスと文化に精通しています。Elikaは、W3Cの協調的、公的、合意に基づいた、そしてロイヤリティフリーの標準化プロセスが、Web技術において最高の成果を引き出すと考えており、World Wide Webプラットフォームの開発母体およびフレームワークとしてW3Cが成功するよう尽力しています。

Elikaは、技術的専門知識と遂行実績の両方から、CSS WGの最重要メンバーの1人として広く知られています。そして、いまW3Cの重要な時期にあたって、彼女のもつスキルとアプローチを顧問委員会(Advisory Board)に持ち込みたいと彼女は望んでいます。顧問委員会におけるあなたの代表として、彼女は以下のことを希望しています。

  • 特許ポリシーを調整して、仕事の進め方とより整合するようにし、特許保護においてW3CワーキンググループがコミュニティグループやWHATWGより不利にならないようにすること。
  • 勧告の保守プロセスを合理化すること。規格が完成しても規格は死んでいない。
  • 技術的でないフィードバック(たとえばAdvisory Committeeの綱領レビューなど)が処理される方法を明文化し、コメントが失われたり、無下に却下されたりしないようにすること。
  • ABがより効果的な「ワーキンググループ」となるよう、文書作成、記録管理、およびプロセスを改善すること。
  • W3Cの法人への移行を、会員の関与と精神を維持できる形で、援助すること。提案されている組織構造、法律的な文書、および財務について詳細かつ原則を踏まえたフィードバックを提供する。
  • WHATWGとの関係を改善すること。尊敬と協調の上に、非拮抗的かつ相互に有益なパートナーシップを築く。
  • W3Cに招聘された専門家が、作業に参加するための財政的支援を増やすこと。
  • みなさん全員からのフィードバックを顧問委員会が意義のある形で処理すること。

Elikaは、1999年にWeb標準の分野でのキャリアをスタートさせました。まず、Mozillaオープンソースプロジェクトにおける仕様適合性の品質保証に、好奇心旺盛な貢献者として貢献しました。この経験から、バグ報告とオープンな共同作業に生涯にわたって取り組もうと強く思うようになりました。2004年に専門家としてCSS WGに招聘されたあと、彼女はCSS WGを(すべてのW3Cワーキンググループがそれまで行っていたような)クローズドなグループからオープンなグループへと転換させました¹。そこでは、すべての技術的な作業が誰にでも見える形で公開して行われます。これは、W3Cのプロセスや文化に深く統合されたW3Cワーキンググループモデルの先駆となりました。Mozillaでの品質保証についての経験とCSS 2.1のCSSテストスイートのオーナーとしての経験に基づいて、2007~2009年頃から、ブラウザの回帰テストと統合されたテストスイートをオープンソースとして共同で作ろうと彼女は訴えてきました²。このアプローチは、いまはWeb Platform Testsプロジェクトを通じて実現されています。CSS WGのプロセスをちゃんと機能させるために、Elikaは大きな役割を果たしています。CSS WGがモジュール化とレベル分けについての方針を決めるために貢献し、CSS WGがW3Cプロセスをどのように具体化しているかを文書にまとめ広く知らしめ³、CSS WGとその編集者が仕様をW3C勧告化プロセスに従って進められるよう協力しています。これらすべては、仕様書を編集するという重い責任を果たした上でのことです。仕様書を編集するとき、すべてのフィードバックに対処し、厳密かつ矛盾のない安定した提案をまとめることを彼女は重要視しています。

Elikaはプリンストン大学で学士号を取得しており、人生の大部分をサンフランシスコのベイエリアまたはニューヨークのメトロポリタンエリアのどちらかで過ごしました。また、ノルウェー(オペラでの勤務のため)、中国(中国語の勉強のため)、そして日本(CSS Writing Modesの制定のため)で暮らしたことがあり、フランス語とペルシア語での会話ができます。彼女の仕事の過去および現在の企業スポンサーとして、Mozilla, Opera, Microsoft, Google, Bloomberg, アンテナハウス、そして日本のイーストがあります。彼女にとって幸運だったのは、賢明で、勤勉で、善意を持ち、親切な多くの人と一緒に働けたことです。彼女は、W3Cの全員がそのような素晴らしい経験をすることを願っています。

参考文献:

Voting is open to W3C Advisory Committee representatives until the end of May. This election is very important to the future of W3C. If your company is a W3C Member, please ensure they cast a vote! To help everyone understand the context of the election and its candidates a bit better, I've also written out my thoughts in the next entry.